悪質業者によるトラブルとは
出張買取サービスの多くは健全に運営されていますが、一部に悪質な業者が存在するのも事実です。国民生活センターには、以下のような相談が寄せられています。
- 「貴金属を見せてほしい」と言われ、安く買い叩かれた
- 断っているのに帰ってくれなかった
- 最初の約束と違うものまで買い取られた
- 「今売らないと価値が下がる」と脅された
こうしたトラブルを避けるために、悪質業者の特徴を知っておきましょう。
悪質業者の7つの特徴
1. 突然訪問してくる
「近くを回っているので不用品があれば買い取ります」と突然来る業者は要注意。事前予約なしの訪問買取は、トラブルの温床です。
2. 会社情報が不明確
- 名刺に会社名がない、または個人名のみ
- 古物商許可番号を提示しない
- ホームページがない、または情報が少ない
3. 買取品目を広げてくる
「本を買い取ってほしい」と依頼したのに、「貴金属はありませんか?」「ブランド品は?」としつこく聞いてくる業者は危険信号です。
4. 強引な交渉をする
- 「今決めないとこの価格は出せない」
- 「せっかく来たのに」と情に訴える
- 断っても何度も説得してくる
5. 査定額の根拠を説明しない
なぜその金額なのか聞いても、曖昧な返答しかしない。相場より著しく安い金額を提示する。
6. 契約書面を渡さない
出張買取では、法律上、契約書面の交付が義務付けられています。書面を渡さない業者は違法です。
7. クーリングオフの説明をしない
クーリングオフ制度について説明しない、または「出張買取はクーリングオフできない」と嘘をつく業者もいます。
信頼できる業者を選ぶポイント
事前に確認すること
- 古物商許可:公安委員会の許可番号をホームページで確認
- 会社概要:所在地、代表者名、連絡先が明記されている
- 口コミ:Googleマップや比較サイトでの評判
- キャンセルポリシー:査定後のキャンセルが無料と明記
当日確認すること
- 身分証の提示を求める(相手にも義務がある)
- 契約書面を受け取る
- クーリングオフの説明を受ける
トラブルに遭ったら
すぐに相談
- 消費者ホットライン:188(いやや)
- 警察相談ダイヤル:#9110
クーリングオフを行使
契約書面を受け取ってから8日以内なら、無条件で契約解除できます。書面で通知しましょう。
証拠を残す
- 業者の名刺、契約書を保管
- やり取りの録音があれば保存
- 訪問日時、担当者名をメモ
まとめ:知識が身を守る
悪質業者を完全に避けることは難しいですが、特徴を知っておくことで被害を防げます。少しでも「おかしい」と感じたら、その場で断る勇気を持ちましょう。
信頼できる業者は、お客様に考える時間を与え、無理な交渉はしません。焦らせる業者は、それだけで信頼に値しません。
